
覚えておいてほしい 収納づくりの3拍子♪
多くの人は家づくりで、
キレイに整理された空間を維持するために、
「収納」にこだわるものの、
完成した家に住んでみると、
「こんな所にこんなに大きい収納いらなかった…」
「ここにあっても使い勝手が悪いな…」などなど、
収納づくりに失敗した(≧□≦)と感じることもあるようです。
その理由の一つとして、
「あれもこれも入れたい!」と何でも入るように、
ただ広いスペースを、
あらゆる場所に確保してしまうこと!
実際に住んでみたら、
出し入れが不便で、
特に奥に入れてある物が取り出しにくく、
結局出したものの、
しまうのが面倒になり出しっぱなし…。
元の場所にしまわなくなり、
次に使う時にどこへいった?と、
結局使い勝手の悪いものに…。

そんな収納に関する問題を解決するには、
間取りづくりの段階で、
①「定位置で」
②「取り出ししやすい」
③「片付けやすい」
の3拍子をおさえておくことがポイントです☆
①「定位置で」
収納場所を設ける場所ごとに、
何を片付けるのか?
誰が使うのか?
例えば、
リビング・ダイニングに、
収納を作ろうと考えた時、
リビング・ダイニングでの使用頻度が、
高い物をしまうと場所として考えます。
子どものおもちゃは、
リビングで遊んでいることが多いので、
リビングに。
救急箱は誰でもすぐに使えるように、
リビングに。
私が使う裁縫道具などは、
ダイニングテーブルで使うことが多いから、
ダイニングに。
など、
誰が何のために使うかを考えて、
使い勝手の良い位置を定めるといいでしょう。
②「取り出しやすい」
①で定位置を定めることで、
使いたい人が使いたい時にサッと取り出せてすぐ使える!
はじめにしまう物がしっかり考えられていれば、
しまう物に合わせた棚を作って、
空間利用も上手にでき、
余計な物がない分、
何があるかも一目瞭然!
何でも詰め込んだ収納は、
どこに何があるかも探しにくく、
結局同じ物を買ってしまうなんてことも…。
③「片付けしやすい」
定位置が決まっていて、
取り出しやすい=片付けも簡単!
元に合った場所にきちんと片付くことで、
次に使う時もいつも同じ場所にあり、
「どこ~」と探す必要もなし!
家族みんながどこにあるかを把握できていれば、
子どもも自分で出し入れできる!

収納スペースの確保は、
間取りにも大きく影響するため、
後になってから、
この収納スペース無しで部屋の一部にして、
もう少し広い部屋にしておけば良かった…
なんてならないように、
玄関から各部屋まで、
事前にしっかり考えつくした収納プランで、
住んでからの不満をゼロにしましょう☆
収納スペースとひとことで言っても、
大きいものから小さいものまで色々あり、
紙面上の図面(プラン)で見るのと、
展示場や見学会で実際のものを見るのとでは、
イメージが違ってくるので、
ぜひ色んな家を見られて、
自分たちのイメージと照らし合わせながら、
家づくりをされることをおススメします。